部屋を提供する側のメリット
使っていない部屋やスペースを使って収入を得られる
眠らせておくだけでは何の収入を生まない使っていないスペースで収入を得られるのは最大のメリットの1つです。初期費用や、清掃もまめに必要となってきますが、かかるコスト以上の収入さえ得られれば喜ばしいことです。
部屋も特別新しい必要はありません。清潔感さえあれば古い部屋でも運用できます。例えば畳の古い和室でも、日本人向けにはあまり人気が無いかもしれませんが、日本文化に触れたい外国人からは魅力的に映ったりするものです。
さまざまな部屋が受け入れられるので、どんな部屋でも民泊として大いに活用できるチャンスがあります。
自分でルールを決められる
Airbnbで貸し出すスペースの範囲、ルール、条件は貸主が自由に決められます。
泊まりに来てくれるのも自分で決めたその条件、ルールに同意したお客様だけなので安心です。例えば、貸し出すスペースの範囲はリビングのソファだけでも良いですし、一軒家丸ごとでも良いです。
自分では「こんなんじゃ借り手が居ないかな・・・」と思っていても借りる人の要望と一致していれば予約を入れてくれます。
国際交流が出来る
条件によってはゲストを観光案内したり、パーティー等で国際交流ができます。イメージとしてはホームステイ先のホストに近いですね。
国際交流をやりがいとして始める民泊はとても楽しく、お金では買えない思い出や体験が得られます。また、ゲストとの交流は英語が基本ですので、英語を使ったコミュニケーションスキルが磨けます。高い英会話学校に通うだけでは得られない生の英語が使えるのも魅力ですね。
もし英語に自信が無い方でも簡単な中学英語を使えれば問題はありません。
外国人ゲストとの異文化交流をしてみたい人にとっては民泊は最大の国際交流ツールです。
部屋を借りる側のメリット
安く宿泊できる
訪日外国人観光客の数が急増し、観光地のホテルの数が足りていないのは以前お伝えしました。その結果、観光地、都心のホテルの価格の高騰しています。
そのため安く借りられる民泊の期待が高まります。
部屋の条件によっては、さらに旅費を節約できる
Airbnbでキッチン付きの部屋を選べば自炊も可能です。外食よりも安く済ませるため、大人数で泊まってみんなで料理をつくったりするのも楽しいです。
宿泊場所として使用する以外にも楽しみがいろいろあるのが魅力です。
旅行先の外国の暮らしをそのまま体験できる
国によって文化が違うため、家の造りやインテリア等も全く違います。
せっかく旅行に来たので、その国の文化や暮らしにもっと触れてみたいという人は大勢いらっしゃいます。そういった人々の要望に応えられるのも、まさに民泊の魅力の1つと言えるでしょう。
貸主(ホスト)のおもてなし
Airbnbの物件によっては貸主が観光案内をしてくれたり、料理をふるまってくれる物件があります。現地の人と交流してみたい方にとってはこれ以上にないメリットです
。ただ泊まるだけではなく、人との触れ合いがあるのは、旅をより充実したものにしてくれるでしょう。
民泊が社会にもたらすメリット
空き家対策
日本では高齢化や人口の減少により空き家がどんどん増えて社会問題化しています。
総務省統計局の公表によると現在の空き家は全体の13.5%にのぼるそうで実に約7件に1件が空き家です。空き家率は過去最高を更新しました。
よほど、ぼろかったり、倒壊のおそれがある家を除いては、まだ人が住めるので、空き家のまま放置しているのは実にもったいない話です。空き家が増えるのは町の治安の点からも良くありません。
空き家を有効活用できる手段として民泊はおおいに期待されています。
景気回復の切り札
民泊により訪日外国人旅行者が増える事で、観光産業が盛んになり景気回復の切り札にもなります。
日本政府も経済効果を踏まえ、訪日外国人を増やすようさまざまな対策をしています。